医務室通信

田平ホームの美人(?)看護師が綴る健康情報とお知らせです。

2025.7 初夏こそ熱中症に注意

暑い季節になりました
高齢者の方は体温調節機能の低下などにより、体温調整が難しいため暑さ対策が重要になります。
室温は28度、湿度は50~60%が理想的です。熱中症のリスクも高いため、こまめな水分補給や涼しい環境づくり、衣類調整が重要になってきます。
水分はスポーツドリンクやミネラル麦茶などが良いでしょう。また、エアコンや扇風機、カーテンやすだれを効果的に活用しましょう。
衣類も通気性の良いものを選び、暑い夏を乗り切りましょう。

2025.5 目や鼻のかゆみ

だんだん暖かくなり 花粉が飛散する季節となりました。 花粉症は花粉に対するアレルギー反応で主に くしゃみ鼻水鼻づまり 目のかゆみ などの症状が現れます
 対策としては 外出時のマスク着用、外出からの帰宅時は洋服についた花粉を払う、 手洗いうがいを行うなどの対応で症状を緩和することができます。
花粉症にかからないために 免疫を高める食事や睡眠 運動などを行い生活習慣を見直すことが重要です

2025.1免疫力を高めるには

免疫力とは、病気の原因となる病原体を排除し健康を維持する力の事です。免疫力を高めるには、バランスの取れた食事、一日一杯の具沢山のみそ汁、乳酸菌食品を摂取する、湯船にしっかりとつかる入浴をする、汗を軽くかく程度の適度な運動をする、質が高い深い睡眠をとる(理想は7時間睡眠)友人や仲間と楽しく話す、テレビやお笑い番組をみて笑う、歌う、ありがとうを口癖にする、などがあります。日頃から心がけて、健康な毎日を過ごしたいものです。

2024.10自分に合った対処法を

近年、突然食物アレルギーを発症する人が増えているようです。また、発症すると命の危険もあります。

 発症しやすい人は・子供の頃にアレルギーがあったり、家族がアレルギー体質・花粉症・食物に触れる仕事をしている人・薬剤やラテックスに頻回に触れている方々がアレルギーを発症しやすいそうです。

 また、特殊なアレルギーで果物や野菜大豆などを食べ、まれにアナフィラキシーを起こすこともあるそうです。アレルギーは日常生活や仕事に支障をきたすものも沢山ありますが適切に対応していき、自分に合った対処法を身につけることも重要でしょう。健康は生活を送る為にも自分の身体をコントロールしましょう

2024.7熱中症に気を付けて。

暑い時期がやってきました。これから猛暑日、熱帯夜が多くなりますので熱中症に気を付けなければなりません。熱中症は、炎天下だけではなく室内でも起こります。家の中でもお風呂場や洗濯場や乾燥機の熱がこもりやすく、湿気がある所で長時間過ごすときは注意が必要です。睡眠時にも汗をかいてコップ1杯程の水分が身体から失われます。それに不感蒸泄といって皮膚や呼吸から水分が蒸発しますので、喉の渇きを自覚しなくても水分補給やエアコン等を上手く使い、暑い夏を乗り超えましょう。

2024.4「高齢者の皮膚トラブル」

 高齢者の皮膚は乾燥しやすく弾力性が低下したり、薄くなります。また乾燥が進むと痒みが出てきます。乾燥を防ぐ為には①十分な保湿を行う ②入浴は熱いお風呂は避ける ③衣類は刺激の少ないものにする ④水分補給等があります。皮膚が薄くなるとわずかな摩擦やズレによって裂けたり剝がれたりしやすくなるので、しっかり保湿をし、アームカバーやフットカバー、クッション等を用いて少しでもリスクを減らしタメージを防ぎます

2024.1「寒い冬でも快眠を!」

寒い冬はなかなか寝つことが出来ず結果翌朝「眠たくて起きられない!」という事はありませんか? 寝る1~2時間前に38~40度のぬるめの湯舟にゆっくりつかるとお風呂から出た後で深部体温が徐々に下がりはじめます。その時に眠気が訪れ寝つきやすくなります。「眠れない」と神経質に考えるよりもリラックスができることの方が大切です。